眠っていたい

!がついているものは過去の下書き放出

5.15

 

 

怖くて苦しい。いつかどうしようもないぐらい遠くに行ってしまう。悲しい、怖い。どうすることも出来ない。もう二度と会えなくなるかもしれない。遠い遠い場所に行ってしまって今なんて簡単に忘れ去ってなかったことになって、ただの過去となる。自分にとって偉大な出会いであればあるほど、今の当たり前が消えてしまうことが辛い。もうそのうち当たり前は消えてしまう。儚い日々だったのだと思い出す時はもうそこまで来てる。何かを失えばこれが続くのであれば色んなものを捨ててしまえると思う。でもそうはならない。過去の産物になり、当たり前が当たり前でなくなってしまうのであれば期限が来たらまっさらにしてしまおうかなんて考える。どうして出会ったのだろう。出会わなければこんな恐怖に震えることもなかった。自分にとっての比重と相手にとっての比重が違いすぎてただ一人で怯え震えるしかない。人生を大きく変えてくれた事象がいっぱいあって、そのどれもが比率として大きすぎた。もう二度とこんなことは起こらないかもしれない。何となくそんな気がする。もしもこれからの人生で同じようなことをまた体験出来たら祝福されているのだと思う。幸福とは知らないうちに手の中にあり、手の中にある時にはその幸福の大きさに気がつくことが出来ず失ってからその規模に気がつくのかもしれない。この幸せや救いに名前をつけて保存するにはまだ自分の容量が幼くてしまっておけない。少しずつでいいから前進すること。少しずつでいいから嫌な部分を改善していくこと。もうそれぐらいしか期限までの時間を使ってできることがない。