眠っていたい

!がついているものは過去の下書き放出

2.2

 

年が明けてひと月が経った。一月も変わらず感情が揺れ動き、終わりを感じながらも何とか糸が繋がっている。もはや奇跡だと思う。終わりを察する度に自分の至らなさや不甲斐なさを実感する。もっと素直な人間ならばこうはならなかったのだろうか、でも素直な私では潰れていかもしれないとか。信じていい言葉を信じず、信じてはいけない言葉ばかりを信じてしまう。何故だろう。疑ってばかりの私に何故そんなにも疑うのかと問いかけた人がいた。最初から信じていなければダメだとしてもショックは薄い。全てを信じて疑い続けた私に残るものはなんだろう。私の学生生活が残り一年ほどになりました。辞めたいと思っていた自分より、寂しいと思う自分が勝っていることが今は不思議だと思いません。長い学生生活でした。封印したいことが沢山あって、沢山ありすぎて楽しくなかったみたいに思った日々も今思うと楽しいこともあったんだよなと思ったりします。それでも思い出して楽しい気持ちにはあまりなりません。今の生活になってから目まぐるしいことがいっぱいあって、苦しさ虚しさ悲しさ痛みを沢山感じました。本当に辛かったです。虚構を何度も見つめました。人生で一番どうにでもなればいいと投げ捨てていた時期とどちらが辛かっただろうと何回か考えたけれど答えは出ず。でもそれは当たり前で、比較するなんて最初から無理な話でした。どちらも人生で一番苦しく重い時間でした。どちらも一位です。でも同じ一位じゃなくて、でも優劣はありません。人生は矛盾でできているのだと思います。あともう少しある時間を何とか生き延びたい。それぐらい。